カードローンに年齢制限はあるのか

■カードローンは20歳以上から
クレジットカードは18歳以上から作ることができるので、未成年で作れるカードローンがないか探している方もいるかもしれません。しかし、カードローンは成人が利用対象であり、20歳以上でなければ申込みの段階で断られます。

学生でもカードローンは作ることができますが、利用対象年齢は20歳以上からとなるので、18歳や19歳ではカードローンを作ることはできません。なお、成人していても学生の場合、収入面で不安があるので、親の同意書を求められることがあります。また、カードローンは無保証人、無担保が原則ですが、申込者が未成年だと保証人を求められることもあるようです。

■カードローンとクレジットカードの違い
民法第5条第1項により、未成年が法律行為をするためには法定代理人の同意が必要と定められています。すなわち、法律上は未成年でも親の同意さえあれば、カードローンもクレジットカードも作ることができるということです。実際、クレジットカード会社はこれに基づいて未成年でも契約を行っていますが、カードローン会社は未成年との契約には消極的な立場を取っています。

普通に考えれば、顧客を集めることはすなわち利益に繋がりそうにも思えてしまいます。しかし、未成年にカードローンを提供することは貸し倒れのリスクを高めるだけでなく、業務効率が悪化するというデメリットが発生することになります。例えば、融資商品の中には無収入の専業主婦を対象とした配偶者貸付がありますが、配偶者貸付は特別な書類が必要だったり、配偶者という申込者以外の第三者が介入するので手続きが複雑だったりするので、処理や問題の増加への懸念からほとんどのカードローン会社は配偶者貸付を行っていません。配偶者や未成年は排除し、一般の申込者を対象としてカードローンを提供した方が業務効率化に繋がり、より多くの利益を上げることができるというのがカードローン業界の考え方なのです。

カードローンは長期間の資金調達手段とはいえ、いずれは完済して契約完了となります。しかし、クレジットカードは一生涯にかけて使い続ける可能性が高いものであり、クレジットカード会社としてはできるだけ早い段階で申込みを行ってもらいたいという思惑があります。また、クレジットカードはショッピングでの利用がほとんどであり、キャッシングと比べると未成年であることを理由に契約無効を主張された場合の損害も少なくなります。こうした背景から、クレジットカードはカードローンとは異なり、18歳以上からでも申し込みが可能となっているのです。