カードローンと年収の関係

■カードローンと収入
カードローンの審査において、収入は重要な項目となります。まず、安定した収入がなければ、借金に利息をつけて返すことが難しくなることが考えられるからです。カードローンは比較的審査が厳しいとされており、安定した収入が審査を通過するための絶対条件の一つとなっています。

また、収入はカードローンの借入残高、つまり、どれくらいまで追加融資を受けられるかにも関わってきます。2006年12年に貸金業法の改正案が成立し、その中にはグレーゾーン金利の撤廃の他、総量規制の導入も含まれていました。総量規制は年収の3分の1を超える借入を禁止するというものであり、返済困難な借金を抱える多重債務者を生まないようにするために作られたものです。2010年に総量規制が施行され、他の借入と同様にカードローンも収入制限が課せられることになりました。また、融資金額が50万円を超える場合や借入残高が100万円を超える場合、源泉徴収票や給与明細書などの収入証明書の提出が義務付けられるようになりました。

総量規制により、貸金業者は申込者が新規の借入を申し込んできた場合、年収の3分の1を超える融資を行うことはできなくなりました。これに違反すると、営業停止処分や貸金業登録取り消しなどの処罰の対象となります。貸金業者はカードローンの申込資格として年収制限は基本的に設定していません。しかし、借入残高が年収の3分の1を超えるような貸付はできないようになっています。

■銀行カードローンは総量規制の対象外
総量規制は貸金業法において規定されたものであり、貸金業法は消費者金融などの貸金業者が対象となる法律です。貸金業者ではない銀行、信用金庫、信用組合などは貸金業法の対象外となります。銀行カードローンには総量規制はないので、借入残高が3分の1を超えたとしても問題なく追加融資を受けることが可能です。総量規制に抵触する可能性がある方は消費者禁輸系カードローンではなく銀行カードローンを選択した方がいいかもしれません。

しかし、一般的に銀行カードローンは消費者金融系カードローンよりも審査が厳しいとされています。総量規制が存在しないからといっていくらでも貸してくれるというわけではなく、収入が不安定だったり、信用情報に傷があるような方はカードローンの審査を通過するのは難しく、また、カードローンの審査を通過できたとしても利用限度額は低いものになるでしょう。