カードローンとクレジットカードの違い

■カードローンとクレジットカードでは金利や審査が異なる
カードローンとクレジットカードはどちらもカードを使って手続きを行うという点で共通しています。また、ほとんどのクレジットカードにはキャッシング機能がついていることから、これらを混同してしまうという方も少なからずいるようです。しかし、カードローンとクレジットカードでは金利や審査が大きく変わってきます。

クレジットカードは基本的にショッピングにおいて利用されます。そして、クレジットカードというのは商品の購入代金を一時的に本人に代わりクレジットカード会社が支払いをするというものであり、支払いが終わるまではクレジット会社に商品の所有権が属していることになります。すなわち、これはクレジットカード会社は肩代わりした代金の一部を担保としているという意味にもなり、そのことから、クレジットカードの審査は比較的緩くなっています。

クレジットカードと比べると、カードローンの審査は厳し目です。同じローン商品である住宅ローン、自動車ローン、教育ローンと比べてもカードローンの審査は厳格な基準が設けてあるとされています。カードローンは基本的に担保を設定しない無担保融資であり、個人の返済能力に対する信用度だけで融資の可否、融資金額の大小を決定するからです。

クレジットカードの中にはキャッシング機能だけでなく、カードローンを付帯することができるものもあります。クレジットカードのキャッシング枠が増額されるのではなく、別途カードローンの手続きを行い、審査を受ける必要があります。クレジットカードで支払いを肩代わりするものが商品であれば所有権を担保とすることができますが、お金の場合は貸し倒れのリスクが発生します。そのため、クレジットカードにカードローンを付帯する場合でも、通常のカードローンと同じく審査は厳し目となります。

■カードローンとクレジットカードの使い分け
カードローンはお金を借りるものであり、クレジットカードは商品の代金を一時的に肩代わりしてもらうというものです。カードローンは融資機能、クレジットカードは決済機能を持っているというのが大きな違いとなります。

ほとんどのクレジットカードにはキャッシング機能がありますが、キャッシング枠の利用限度額はショッピング枠ほど拡大することはできません。また、クレジットカードのキャッシングの金利はカードローンと比べると割高となります。融資を必要としているのであれば、クレジットカードのキャッシング機能を利用するのではなく、カードローンを利用した方がお得となります。