カードローンのデメリット

■カードローンは完済がしにくい
カードローンは資金調達法の一つとして広く利用されるようになってきました。ATMで気軽に何度でも追加で融資を受けられるカードローンは便利ですが、いくつかのデメリットも存在するため、利用する場合はそれをしっかりと理解しておく必要があります。

カードローンは完済がしにくいことで知られています。というのも、カードローンは利用枠が残っている限りは何度でも追加で融資を受けることができるため、借金をしているという感覚を持っていない方が多いからです。カードローンを長期間に渡って利用していると、金融機関からお金を借りているというよりも、預貯金からお金を引き出しているという意識が次第に強くなっていきます。これがカードローンの利用者が陥りやすい典型的なパターンです。

通常のフリーローンであれば融資の実行後は簡単に追加融資を受けることはできないので、返済を続けていれば少しずつ完済に近付いていきます。しかし、カードローンは簡単に追加融資を受けることができるので安易に利用してしまい、総支払額が増えてしまうという方が多く見られます。

■知らずの内に総支払額が膨らんでいることも
一般的に、カードローンの金利は低いとされています。また、カードローンは利用限度額が大きいほど金利が安くなるため、10パーセント程度の金利が適用される100万円程度がよく利用されています。個人向けのフリーローンにおいて、100万円で金利が10パーセントを下回るものはほとんどありません。クレジットカードのキャッシングを利用した場合などの金利と比較すると、かなり低い水準となります。しかし、クレジットカードのキャッシングは基本的に一括返済であり、金利が高いといっても経済的な負担はそれほど大きいというものではありません。カードローンの場合は長期間に渡って10パーセントの金利で返済を続けるということも少なくなく、そうなると総支払額がどんどん膨れ上がることになり、低金利のメリットが薄れてしまうことになります。

カードローンを利用しているのは、なんらかの理由で長期間に渡って資金調達法を確保しておく必要があるという方が多いでしょう。しかし、カードローンを使い過ぎると総支払額が増え、それにともなって完済が遠のくことになるので、少しばかり生活が苦しかったり、欲しいものがあったりするくらいで頼るような使い方は止めておいた方がいいでしょう。カードローンは低金利と思い込んで安心していると、知らず知らずの内に不要な負担を抱え込んでいる可能性があります。